丹田の話


丹田の意味は、
気のエネルギーの田んぼのことです。
内丹術で気を集めて練ることによって

霊薬の内丹を作る体の部位です。

伝統的に、上中下の「三丹田」説です。
眉間奥の上丹田   (しん)を蔵す
胸の中央の中丹田 を蔵す
ヘソ下3寸の下丹田を蔵す

 

とは、気のエネルギーが蓄積されて
赤く輝く状態をいい。
とは、その気を貯める器です。

 

解剖学的には、存在しません。
目には見えない気の世界で存在します。
それぞれ貯める気の質は異なります。

 

一般的な気功法では、気功法の最後に
下丹田に意識を向けて、気を収める
収功を行って、下丹田に気を貯める。
精力がついて、元気になります。

 

この練った気のエネルギーは、
願望実現のエネルギーにも使えます。
元気があれば、何でもできる。
本当にそうなんですよ。

 

下丹田は
身体のエネルギーの根源です。
腹を決めた。
胆力といい、決断力の元です。

 

元気の元であり、ここを鍛える気功法

①足を肩幅より少し広めに開いて立つ
②手を前で組み合わせる。
③息を吸いながら、
  腕を上げて、胸をそらす。

④息を吐きながら、腕を素早くおろし、
  かかとを上げて、
  しゃがんで3秒止まる。
 下げた腕は、水平に留め、
 背中は真っ直ぐに保ちます。

⑤息を吸いながら、手を上に上げながら
  かかとを降し、上げた手を2秒見る。
⑥これを1セット10回連続で行う。

 

ポイントは、
下丹田を意識しておく。
しゃがむときは、お尻は引かない。
真っ直ぐに降ろします。

 

体力が付きますが、
無理のない範囲でやってください。