ヤル気アップの火の呼吸法


興奮系の呼吸法、火の呼吸法です。

腹筋を意識して使うので、
お腹を鍛え自覚的にコントロール
できるようになり、元気アップの
ホルモンが分泌してきます。

火の呼吸法
少なくとも食後3時間は空け、
胃に食べ物が無い状態で行うよう
にしましょう。

 

両脚をクロスし、背筋を伸ばして
座ります。腰かけてもOK。
目を閉じて、全身をリラックスさせ、
数回鼻呼吸をして準備を整えます。

 

鼻から深く息を吸いお腹を膨らませ
次に、お腹を背骨の方に勢いよく
引き込むようにへこませて、

 

鼻から息を吐きます。そして、
へこませたお腹をゆるめ、
自然に両鼻から息を吸います。

 

この、吸気と呼気の間隔を途切れ
させず断続的に行います。

 

それでは、やってみましょう。
息を吐き出す時だけを意識して、
1秒間に1回、腹直筋を動かして、
ハッハッハッと息を出します。

 

慣れたらもっと細かく1秒に2回
などと回数を増やします。

 

もっと慣れたら、外を動かさずに、
お腹・腹直筋のインナーマッスルだ
けを動かして行います。

 

初めは1分間に30回くらいのペース
で、3分を目標に行います。
慣れてきたら徐々に速くしていき、
1分間に200回程度の速さで
行ないます。

 

次に、
ゆっくりと息を吸って、
ふーっと吐くのと同時に、
腹を凹ませるのを数回行います。

 

今度は、その呼吸をしながら、
今動かした所がほぐれるイメージで
ほぐれる、ほぐれると文章で言葉に
出して言います。すると、だんだん
そこに気が集まってきます。

 

リラックスして眠たくなってきたら
上手くいっている証左です。
苦しくなったらやめましょう。
無理して続けないでください。

 

早く動かすのと、ゆっくり動かすの
を交互に行っていくと、意識その
ものの変容が起きてきます。

 

観想法として、下丹田に炎がついた
とイメージしながら行ってもいい。
ただしやりすぎないように、

 

いずれの場合も注意が必要です。
臓疾患、高血圧、めまい、てんかん、
卒中、ヘルニア、胃潰瘍、妊娠中、
生理中の人、手術後の人。

 

上記にあてはまる人のほか、
体調がすぐれない時も避けます。
健康状態が良好な状態で実践する
ようにしましょう。