ウイルスはとても不思議な存在
ウィルスは、不思議な存在です。
生命体でも、物でもない。
物と無生物、生物と無生物のライン
上にあるものです。
ウィルスは、自分が生存するための
条件に、あまり合わない環境に置か
れた瞬間、塩のような結晶になる。
その間は、ただの粒々であり一切の
生命反応が失われ、物として金属の
ように何百年でもそのまま
で、ずっといるのです。
36~37度の体温のような環境が
生まれ、水があるような中に入った
瞬間生き物に変化し増殖し始める。
その時は、RNAの交換をして
生殖活動をして生き物のように
振る舞います。
ウィルスは、生物マシーンであり、
ウィルスは死なないし、
最初から死んでいるゾンビのような
マシーンです。
生きている間にコピーで増殖を繰り
返し、残りの時間は物になって生き
ているのです。
ウィルスが生体活動を始めた時、
それをブロックし、囲い込んで増え
ないようにフェンスを張って、
少しでも分裂させない状況を作って
生体活動をあきらめさせるのが、
抗ウイルス剤ですが。
体内に感染したウィルスは、
物として永遠に外に出る事が無い。
ほぼ全ての病気がウィルス疾患だ
とすると、共生 共に生きている
他の生命体として、仲良くする。
「ウィルスさん、今まで一緒に
いてくれてありがとう。」
共生のメッセージを伝えて、
ケンカせず、発病しないように、
共に生きていく事をしましょう。