お盆の時に言挙げして先祖供養


言挙(ことあ)げ

言葉を音声に出して言う。
発声するその時に言葉に命が宿る。

マントラとは、真言という言葉の
日本語訳ですが、音を発生すると
言う意味も含まれています。


お盆は、
あの世とこの世のドアが開き、
この世にあの世の存在が出てくる。

あの世で困っている存在があれば、
お盆の時期に救ってあげることが
できるのです。

だから迎え火をして、送り火をして
供養するのですね。

言挙げして、救われていく事を音声
で言ってあげる。

「もしもあなたが成仏していないの
ならば、ご家族、ご友人、親戚一同
ご先祖様、あなたを守り育てたいと
思っている全ての存在。

そのいずれかに、救いを求めてくだ
さい。あなたが安らぎと幸せの世界
に導かれますように。」

生きている側の人間が言語で言挙げ
した瞬間、成仏できるのですね。