体の動かし方の基本
体の動かしかたを
意識したことがあるでしょうか?
ラジオ体操は、
皆さん学校でやりましたよね。
その時、
体重移動を意識していたでしょうか?
それでは、前屈してみましょう。
手が、床につくように屈んでいきます。
その時、
体重はつま先にかかっていますか?
それとも、
かかとにかかっているでしょうか?
正解は、
かかとに体重がかかることです。
やるとわかりますが、
かかとに体重がかかると
前屈しやすくなり、深くかがめます。
では、後ろに反ってみましょう。
体重はどこにかかるのが正解でしょう?
そう、つま先にかかるのが正解です。
体重移動が正しくやれると、
身体は楽に動けます。
いくら体操や、運動を重ねても
体重移動が正しく行われないと
体の歪みを発生させ、
故障の原因となります。
次は、体を側屈させる動きです。
それでは、右手を上げて
左側に曲げてみましょう。
足は、肩幅に開きます。
体重は右足?左足?
どちらにかかっていますでしょうか・
左足に体重がかかっている人は、
おお間違いです。
それは、腰を痛めます。
正解は、右足に体重がかかります。
左足のかかとは浮いていてます。
ラジオ体操を見るたびに、
大半の方が
間違っていることに気づきます。
新体操の動きを見てみると、
見事に体重移動がされています。
正しい体重移動は、美しく見えます。
次は、体をひねる動きです。
それでは、足を肩幅に開いて
手を左右に水平に開いて
右に体をひねってみましょう。
体重は、どちらの足にかかっていますか・
正解は、右足ですよ。
左足のかかとは、浮いています。
この動きを間違えて、
重いものを持ったり、
ひょいと
体をひねってモノをとったりすると
ぎっくり腰の原因となります。
からだをひねって作業するときは、
必ず、ひねった側に体重をかけます。
椅子の座って作業するときも同様です。