山田の神
自然の神様 山と田んぼ
日本の稲作は生活の基本でした。
武士の時代は国の力を石高で計り
稲が豊かに実ることが大事でした。
自然の神、八百万の神たちがいるのなかで
山の神と田の神は同じ神様として
山と田を往復していたようです。
そこには、より大きな見えない力を
頂こうとする考えがあったようです。
山は自然が豊かで、
神秘に満ちた場所でもありました。
山の大きなエネルギーを
田植えの前にいただいて
豊作を祈る。
神輿担いで神様をよいしょして
エネルギーを村全体に巡らす
神様が元気になるようにお祭りする
収穫が終わると、神様に感謝して
山にお帰りいただく。
自然のエネルギーを循環させて
豊かな生活をおねがいする。
季節の循環にエネルギーの循環を
重ね合わせていたのかもしれません。
見えない力を、気のエネルギーを
お借りしようとする儀式が
お祭りっだたのでしょう。
神恩感謝ですね。